留学経験者による留学基礎知識

留学経験者として自分の経験談を含めながら留学基礎知識を記載したいと思います。

高校卒業後すぐに渡米

私は18歳、3月高校卒業後すぐ、4月に渡米しました。場所はハワイはホノルル。幼少期に数回家族旅行では訪れていたものの、土地勘はなく、家族、親戚、周りの友人は誰一人海外に知り合いもいなかったので、何もわからない中、留学が始まったのです。それでも住めば都。1ヶ月、3ヶ月、半年、1年、2年と住んでいくともう第二の故郷。日本で同じ時間生活する何倍、いや何十倍もの経験値が身に付き、素晴らしい時間となったことは今でも思い、それが今の自分を形成していると思います。

Central Pacific College（セントラルパシフィックカレッジ）：CPC

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留学決意は渡米より2年前

本格的に留学準備を始めたのは、高校一年生の秋頃。当時、お喋り好きだった私はただ単純に「英語が話せたらたくさんの人と話が出来る」というだけで、「語学＝現地に行く」という発想しかありませんでした。たまたま幼少期に数回家族旅行でハワイを訪れていたため、場所に関しても何となくハワイになっていました。ただ一番の問題は、留学とは？から方法まで何ももわかりませんでした。両親も「行きたいなら経済的には頑張るけど、英語はわからないからそれ以上は自分でやりなさい。」と言われ、とにかく自分が出来る範囲で調べること、そして出来る範囲で英語の勉強をすること、それしかありませんでした。

私は留学まで約2年あり、ゆっくり、そしてマイペースに準備しましたが、それでも高校卒業が近付き、渡航日が近付くと急に慌てることも多かったのを覚えています。学校のこと、ビザのこと、住まいのこと、、、結局私の場合は、現地に着いてから住まいが決まりました。これはあまりお勧めしません。

半年前に本格的に始動

話は戻って、留学する半年前に学校が決まりました。英語を話したいという気持ちとは裏腹に、英語の成績は決して良くなく、平均以下の高校に通っていた私は、すぐにハワイの大学に入学することは出来ませんでした（出来たとしても絶対ついていけなかったはず）。まずは語学学校で英語力を向上させようと思い、今はなくなってしまったホノルルにあった語学学校に申し込みをし、学生ビザを取得しました。学校の申し込みは本格的に留学準備が始まったことになります。

学生ビザは、当時すでに始まっていた面接のため、書類集めに必死でした。I-20 や銀行残高証明書、DS-160オンライン申請書など、すべて揃えるまでに時間もかかるため、余裕を持ってやりました。面接時も緊張しながら東京のアメリカ大使館を訪れましたが、日本語での面接に特に何も問題はなく取得出来ました。

住まい探しのため、入国可能ギリギリに渡米

上記にも書きましたが、私は住まいだけ決まっていなかったので、とりあえずワイキキにホテルを借りました。学校入学日より30日以内からのアメリカ入国許可があるので、私は出来るだけ早くと思い28日前に入国。現地に着いて、すぐに住まいを探し始め、数週間後にシェアハウスを見つけ、そこで留学を終えるまで3年間住むことになるのです。住まいは、毎週日曜日の新聞や学校の掲示板などを読んで直接オーナーに電話したりして探しました。

語学学校に関しては、最初の学校を数か月通い、物足りなさからハワイ大学附属で大学進学を目標にしているハワイ大学HELPに編入しました。一生懸命勉強した甲斐もあり、大学進学レベルまで語学力を上げ、すぐにハワイ大学カピオラニコミュニティーカレッジに編入しました。それは高校卒業して半年後のことでした。

University of Hawaiʻi English Language Program（ハワイ大学HELP）

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全てを吸収しながら目まぐるしく過ぎる時間

大学では勉強の日々でしたが、気分転換や遊ぶことも忘れず、とにかく充実した時間を過ごしました。吸収することが多い中で目まぐるしく時間も過ぎ、あっという間の2年間。卒業までに私はさらにたくさんの経験を得ようとサービスラーニング（Service Learning）や国際交流を積極的に行い、大統領ボランティア賞を授与され、世界中の友人が出来ました。